ANAインターコンチネンタルホテル東京のお勧め
日本が観光立国をめざす以上、首都圏に限らず全国区での受け入れ態勢やインフラの整備を推し進めていくことが、これからの大きな課題になる。日本に旅行目的地としての魅力が増してこそ、アジア戦略への相乗効果が見込めるというものだ。
近ごろ、雪景色の北国や、しっとりとした温泉街を行き交う外国人の姿が目につくようになった。08年10月には、日本に「観光庁」の設置も予定され、旅行会社のビジネスフィールドも真のグローバル化を迎えているのである。
地方には、現代日本からは想像のつかないほど、のどかな田園風景や豊かな自然、名所旧跡が数多くある。しかも、日本の「安心・安全・清潔」に対する評価は、依然として高い。
だから、アジア近隣諸国に限らず、ウエストバウンド(西側諸国の人たち)の誘致も、工夫ひとつで大きく伸びる可能性を秘めている。
米国やフランスのほか、スペイン語圏からの旅行者も近ごろは増えてきた。
「ラテン系の人たちは、日本のようなコントラストのある国に惹かれる傾向がある」と分析する。
「モデルノ・クラシコ」、つまり現代と古典のいずれもが同居する日本の魅力を、N氏はスペイン語でこう日本旅行の創業は、1905(明治38)年でJよりも歴史が旧い。
日本の旅行会社の祖といえる存在である。戦時中にひとたび廃業するも、戦後すぐに再出発した、旅行会社としたころと重なる。
ホールディング化は「真の改革」に通じる旅行業界に詳しいあるジャーナリストによると、Jは、歴史的にみて統廃合を繰り返す傾向が強い企業体だという。しかし今回の分社化は、もう後戻りはしないだろう。
ホールディング化後初の決算で、売上高、純利益ともに過去最高を出したことにはすでに触れたが、今回の改革に、大きなマイナス要因を見つけ出せないのだ。そこには、綴密に計算された、改革の裏舞台があったのだろう。
「生え抜き」の社長誕生から20数年、密かに「改革」の時機をうかがっていたのではないだろうか。
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